震災ビッグデータの本をよんで

流し読みしておもったことをメモ

・生き残った人でも半分の人が15分後からしか動き出していない.ここに空き容量があると思う.もちろん足りない箇所はあると思うが.

地震発生時にどう思っていたかを聞いてみたい.どこで発生した地震で,津波は来ると思ったかなど.

・震災地域へのoutとinと言う考えは,いろいろと捨象していて,避難行動をしたかどうかとの結びつきが薄くなっていると思われる.例えば,陸前高田ではstayしたことになっているが,実際は避難先が浸水エリアだったのであり,stayとは異なるように感じた.

・人の住まいの移動も重要かもしれないが,生活スタイルの変化もとらえられるはずなので,この点に着目していないのは残念である.

・首都圏への対策として何が重要なのだろう.なるべく通勤移動が少ない社会なのか,備蓄も重要.でも,両方とも経済活動の妨げになるものだし.あと,今回の地震は直下型ではないため,ビルや道路が倒壊したりしていない.もし,これらが使用できなくなっていないとすると,帰宅できない人は増え,二次被害も出る可能性がある.